遺産承継の事例(Yさん【面識のない相続人がいることが発覚】)
Yさんのお母様が亡くなり、遺産として預貯金がある
兄弟3人が相続人だと思うが、疎遠のため一括して相続手続きを依頼したい
上記のような理由で、戸籍の収集から預貯金の分配まで一括して遺産を相続人に帰属させる遺産承継業務としてご依頼をいただきました。
◆結果
戸籍を収集して相続人を確定させたところ、Yさんのご兄弟が相続人でしたが、亡お母様には前夫との子がいらっしゃることが発覚しました。
相続人が疎遠で全国各地に散らばっており、また面識のない相続人もいらっしゃったため、司法書士が調整役として間に入り、面識のない相続人も含め、相続人全員に連絡をし、手続きを行いました。
相続人の方が書類を集めたり、直接金融機関に出向くことは無く、またYさんが面識のない相続人と直接お話しする必要もなく、司法書士が全てを代行してそれぞれの相続人とやり取りし、手続きを進めてきました。
本件事案では、面識の無いご兄弟は相続放棄の手続きを希望され、Yさんご兄弟には預貯金を法定相続分通りに分配することができました。
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