自己破産の事例(自営業Cさん55歳(夫)、パートDさん51歳(妻)のケース)
Cさんは運送業を営んでいますが、突然委託元会社から契約を打ち切られ、無収入になってしまいました。借入れをして生活費を賄っていたのですが、支払いに困ったときは妻のDさんも借入れをして生活費に充てました。
Cさんの営業努力により仕事は徐々に増えてきましたが、委託を受けていた頃とは比べものにならない程に収入は少なく、借入れを繰り返すようになりました。
銀行からDさんを保証人に立てて事業資金を借入れたのですが、それも一時しのぎに過ぎず、自転車操業の状態が続きました。 Cさんの借金に加え、Dさんの借金や保証債務が重なり、どうしたら良いか分からず、眠れない日々を過ごしています。
結果
借金の悩みを私たちと相談した結果、現在の収入では返済することが困難なため、夫婦ともに自己破産手続を決心し申立を行い、その後免責が下り解決することが出来ました。
仕事で使っている軽トラックは、使用期間が長いこともあり処分されずに済み、引き続き運送の仕事をすることが出来ました。
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