任意後見の事例(Aさん【未婚の叔母が高齢になり…】
未婚の叔母(Aさん)が高齢になり、今後Aさんの生活の面倒を見ていくうえで法的に対策をしておきたいとの相談をAさんと姪(Bさん)から受けました。
Aさんには子がおらず、Bさんが実際に生活の面倒をいてきたとの事情があり、今後Aさんが
施設への入所や認知症になった場合に備え、AさんとBさんとの間で財産管理契約、任意後見契約
を公証役場で締結し併せて、Aさんの遺言公正証書の作成をするはこびとなりました。
AさんとBさんと公証役場の間に司法書士が介入し、必要となる書類(戸籍等)を収集し、
財産管理契約書、任意後見契約書、公正証書遺言書の文言の作成、公証役場との打ち合わせ
を司法書士がすすめ、財産管理契約書、任意後見契約書、公正証書遺言書の作成日を迎えま
す。
結果
手続きの受任をし、およそ3週間ほどで手続きは完了しました。
手続きが完了した後、Aさんから今後安心して生活ができますと嬉しい言葉をいただきました。
実際に、財産管理契約書で、Aさんの代わってBさんが法的手続き等をされています。
改めて高齢者を守っていく制度として、重要なものであると認識する機会となりました。
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